UECS-IDは16進数12桁の数値で構成されたIDでUECSノードのベンダーや機種を識別するための符号です。また、UECS-IDに含まれる4桁の開発者番号はUECS研究会が会員に対して発行しており、ベンダーが販売するUECS対応のソフトウェア、ハードウェアに付与する必要があります。開発者番号を付与されたベンダーはUECSのロゴを使用することができます。
UECS-IDの例
AABBBBCCDDDD
16進数12桁(英字は大文字)で表記され、各桁は以下の意味を持ちます。
AAの部分 UECSのバージョン、Version1.00-E10では常に”01″と表記する。
BBBBの部分 開発者番号、UECS研究会が管理し、申請者に付与する。
CCの部分 実装レベル、開発者がそのノードのUECSプロトコルの実装状態を記載する。
DDDDの部分 機器番号、開発者が自由に付与して良い番号。
ネットワークに接続されUECS対応装置にはノードスキャンという方法で、UECS-IDを取得することができます。ただし、一部のセンサはこの機能に対応していないかもしれません。ノードスキャンに対応していない場合でもUECSノードのベンダーは何らかの方法でユーザーがノードに付与されたUECS-IDを知る手段を提供する必要があります。
UECS-IDの新規発行を希望される会員の方は事務局にその旨連絡いただければ手続きなどの書式を送らせていただきます。